このところ毎日天気が悪く、暖かい雪が降りしきっています。
やはり今年の冬は異常です。2006年の冬はもっと寒かったけれどもこんなに毎日雪は降らなかった。
先週の金曜日はユーリヤさん宅でご馳走になり、ワインの後に出されたウオッカが美味しかったので皆さまに紹介します。
なんでもチェコ製のウオッカで身体に良い薬草がたくさん煎じられているそうで、いわばウオッカの養命酒といったところだと思います。
しかし養命酒のような薬ぽさなく、食前酒として楽しめると思います。日本で入手できればお試しあれ。
「BECHEROVKA」という名前です。ちなみにアルコール度数は38%、ウオッカとしては低い方です。アルコール度数90%以上のウオッカもありますから。
きょう天気が悪いので部屋でごろごろしていたら、カーチャPから電話があり、きょうで大学のテストが終わったのでぜひ会いたいという。
オボロン駅の近くに去年オープンした話題のショッピングセンターがあるから行って見ようという。建築的にもとても面白いと言う。
行って見ると、去年の春に既にこの建物は見ていた。大変長い建物で、当時は何の建物は分からなかった。グーグルアースで計測すると長さ550m位はある。その当時は何かの工場か地下鉄の車両基地だと思っていた。まさかショッピングセンターだとは思わなかった。
まったく同じ建物が都市軸の反対側にもう一つある。こちらはまだオープンしていないようです。
中に入って見るとこの施設はスーパーマーケット、たくさんのブティック、キャンティーン、アイススケートリンク、カーリング、ローラースケートリンク、ゴーカート、ボーリング場、レストラン、カフェテリア、ゲームセンター、ビリヤード、子供の遊戯場など多岐にわたり、一日いても厭きさせない。
特に感心したのは長さ550mの中に吹き抜け空間にシースルーエレベーターと階段、エスカレーターを組み込んだコアがあり、それぞれがテーマに添ってデザインされている。ジャングルのイメージ、チャイニーズのイメージ、ハリウッドのイメージ、このコアにはキングコング、ジュラシックパークの恐竜、スパイタ゜ーマン、1950年代の米車、往年のハリウッドスターの写真などが陳列され、ノスタルジーに浸れる。
その他、ローマをテーマにしたもの、パリをテーマにしたものなどがあり、吹き抜けを覗きこむと最下階にはそのテーマに沿ったカフェテリアあるといつた具合です。ここでは買い物、食事、スポーツ、遊び、リラクゼーションなど何でも出来る。
日本は商業店舗作りでは先進国だと思っていましたが、デパートもスーパーも経営が苦しい!
日本のショッピングセンターもデパートもアウトレットも行ってもちっとも楽しくない。商業主義後進国のキエフのショッピングセンターがこんなに盛況で楽しいのは考えさせられます。 何もカーチャPと一緒だからというわけではない!
このショッピングセンターで偶然トルコのゼネコンの建築家と遭遇した。
彼は奥さんと小さい息子と奥さんの母を伴っていた。皆さんと挨拶、握手を交わして別れたが、トルコのスタッフは殆ど家族全員でウクライナに赴任している。住んでいるアパートも私と同じ地区なので、近所や地下鉄の駅でよく彼らと遭遇する。
日本人スタッフは全員単身赴任なのは国民性の違いか?
“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 2009年4月、デュエルンは愛車 “轟カル号” と共に再びウクライナのキエフへ。 ジオポタ・キエフ支部再始動! Part1は、http://geopottering.com/etc/kiev/