“風の旅人” として多くの伝説を作ってきたデュエルン・レーフェンス。 2009年4月、デュエルンは愛車 “轟カル号” と共に再びウクライナのキエフへ。  ジオポタ・キエフ支部再始動!   Part1は、http://geopottering.com/etc/kiev/

2009年11月23日月曜日

ウクライナの名前

10月後半は本当に寒かったですが、11月に入り天気は悪かったものの、零度以下に下がる事はありませんでした。
今週に入り天気も快復し、きのう、きょうは東京並みにポカポカ陽気に!
最低気温は2度ぐらい、きょうの最高気温は8度まで上がりました。

> >ウクライナでは同名の人がとても多いようですが、日常名前を呼ぶ時はどうしているんですか?
> >基本は性ではなくて名で呼ぶんですか?
> >韓国では同性がとても多いので、フルネイムで呼ぶことが多いと聞いています。
> >ウクライナでもフルネイムでしょうか?
> >それとも性はたくさんあるのかな?

ウクライナは(ロシアも同様)名前の種類が極めて少ない、正確に言えば親が付けたがる人気の名前が集中していると表現した方がよいかも知れません。
時代により流行も変わります。
オリガさんの学校時代、30人クラスでナターシャ(正式名ナターリヤ)が6人もいたそうです。
女生徒15人中、6人も同じ名前はすごい確率です。

ウクライナでは誰でも名(ファーストネーム)で呼びます。姓はパスポートや公式文書でのみ使われます。名も正式名ではなく短縮形や愛称で呼ぶのが一般的です。

たまに正式名で言われると誰の事か分からなくなります。
前に紹介したターニャの正式名は”タチアナ”ですし、友人のタマーラは正式な名前で、日常的には”トーマ”です。タマーラと呼ばれるとビクッとするそうです。 なぜならば学校で悪い事をして先生に叱られるときなど、悪い時にしか正式名で呼ばれないからだそうです。
同じ名前が多いからといってもフルネイムで呼ぶことは極めて少ないと思います。
同じ名前でも短縮形、愛称の類いがたくさんあり、カーチャの例だと13種類もの呼び名がある。
日本の「○○ちゃん」に相当するのが「○○チカ」です。

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